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ネットの内と外なんて幻想というか、なんというか。 [雑記]

[ネット]mixiという幻想の共和国、そこは内ではなく外である
「ブログはちょっと怖いからやっていないけど、ミクシィならやってますよ」という言葉を聞く事が多くなりました。「招待制」というシステムだからか、まだ、十分にマナーが確立していないインターネットという荒野の「内側」にいるような安心感があるのですが、冷静に考えれば「外」なわけです。招待制、インターフェイス、雰囲気…、いろいろなことが重なり「外」を忘れさせる装置となっているのでしょう。
http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20051223/1135272932


確かに、招待制とかマイミクのような承認制相互リンクとか
インターネットとはひと味違った「限定空間」の意識を植え付けられやすい。

ネット自体も、リアルとは違った空間という認識が最初の方はあった
(というか、まだあるのかな)ように、mixiでのこの「限定空間」意識も
しょせん幻想にしか過ぎない。

しかし、まぁ、そう気づいている人は気づいているが、
気づいてない人の方が多いのかもしれんな。

「ブログはちょっと怖いからやっていないけど、ミクシィならやってますよ」


ブログは外への発信、mixiは内への発信という意識なんだろう。

でもネット上である以上、mixiだって情報収集しようと思えば、
いくらでも穴があることを知っておいた方がいいし、
個人情報を安易にネットに置くのもやめた方が良い。
というか、危険だって・・・

個人情報が安易に載ってるというネタがあるところを、
それに群がる愚者が放っておくわけがないのだから。
なんとしてもそれを閲覧できるように腐った努力をしてくるのは、想像に難くない。
なんせ最大の障壁である「招待制」を一度クリアしてしまえば、
あとはなんとでもなるのだから。

「iNTERNET magazine 2006年1月号 make innovation with technology ! [雑誌]」には「科学で読み解くmixiのネットワーク構造」というレポートが掲載されていて、mixiの構造を分析していますが、マイミクを6つたどればユーザー全体の96%に到達できる小さい世界である、とのことです(ちなみにマイミクの平均は20人で、4人以下のユーザーが40%いる)。


トモダチのトモダチ経由で、どう繋がるのかわかったものぢゃないし、
そのトモダチがなにかの弾みで、mixi外に情報を漏らしてしまう可能性は
否定できないし、その危険性は十分認識しておく必要がある。

「のまネコ」問題で、avex松浦氏のmixiの日記が流出したことでも、
閉ざされた世界というのはあり得ない。
どこからだって情報が流れるルートというのは存在してるのだから。


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