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「竜とそばかすの姫」を観てきた [レビュー] [映画]

というわけで。
CMの歌を聞いてから、映画館で観たかった逸品デス。

ネタバレは気にしないよ?

なにはともあれ。
"U"の世界で響き渡るBelle(ベル) (CV.中村佳穂。歌唱も) の歌が壮絶に素晴らしい。

挿入歌はどれもいい歌で、早いところリリースされないかな、と今から楽しみだったりする。
メインテーマ「U / millennium parade × Belle (中村佳穂)」は既に配信されてるけども。



映画館で聞いたときには震えが走ったねぇ。
これだけでも映画館で聞く価値はあるというものだ。

さて。

ストーリー的には「世界を変える」と謳われているけども、
実際には「個人的な」という接頭語がつく。
"U"の世界そのものがどうかなるとか、そんなことはない。
それまでもこれからも"U"の世界は同じように続く。
そこが「サマーウォーズ」とは違う部分。
全世界で50億人以上が集うインターネット上の"U"の世界の中から1人を探す、
というキャッチからもそれは伺えるわけですが。

閑話休題。

"U"で正体を晒すことのリスクは計り知れないわけで、
それを武器=脅しとして、自警団みたいなもの=正義の味方(笑)が
秩序を「勝手」に守ろうとして活動しており、"竜"を執拗に追っている。
まぁ、ある意味それは仕方がない。
暴走行為ちっくに力を奮っていたのが"竜"なんだから、そりゃ止めに入りたくなるわな。
なので正義の味方(笑)が、"竜"の正体を"U"で晒してやる、と躍起になって・・・。

が、脅しになるはずの正体を晒させる=アンベイルを、
あろうことか主人公・鈴(すず)=ベルが"竜"の少年を探すために、
その50億人以上の前で自分の正体を晒すことで、
その少年の信用を得るという手段を取ることになる。

しかし、その歌声が正体バラされても熱狂を受けることになり、
逆に正義の味方(笑)さんについていたスポンサーが、
全部契約解除するという自爆'`,、( ´∀`) '`,、

正義の味方(笑)さんのそれまでの活躍は、まぁ、正しかったんだろうし、
ともすれば暴走するのも簡単な"U"では、自警団的なものが必要だったんだろうね。
本人のカリスマ性もあり、スポンサーがついてCMに利用するのも至極当然(という世界)。
シビアです\(^o^)/
でもまぁ、正義なんてものは所詮立ち位置からの相対的価値観の見え方に過ぎないからねぇ。


それにしても、ベルのデザインがディズニープリンセスちっくな感じもあって、
"竜"との逢瀬がどうにも「美女と野獣」に見えて仕方なかった'`,、( ´∀`) '`,、
こっちの野獣は手に負えない暴走列車でしたけどネ!
曰く、手負いの野獣とでも言えばいいか。実際そうなんだけども。

そんなこんなで現実世界でも出会えたベルと"竜"。
"竜"の少年の家族の問題が解決したわけでもないし、
むしろこれからではあるのだけれども、
それでも確かに新しい明日への最初の一歩を踏み出した、
つまり「世界」を変えたことには間違いない。

さてである。
いささか話にまとまりに欠ける印象もあるんだけど、そこまで気にする必要もないかなと。
※ストーリーラインは基本1本道ではあるんだけど、なんかちょっととっ散らかってる印象が拭えない。なんでだろな・・・。

ただ、言えるのは、"竜"の少年のよ。
鈴(すず)の肯定は、君の「告白」に対する返事じゃないぞ^^;
だから間違えるな^^;
鈴(すず)には、しのぶくんという強いライバルがいて、
そのしのぶくんが保護者的な立ち位置から今回の件で彼氏的な立ち位置に本気になるようだからな!
・・・あれ、鈴(すず)が悪女になりそうな・・・(えー

あ、個人的に好きなキャラクターは、毒舌メガネっ娘のヒロちゃん(CV.幾田りら)ですよ?
プロデュース力とサーチ技術、影からの支配力(?)が末恐ろしくて、素敵デス\(^o^)/


さて、蛇足的な気もするが、声優を使わずというのが賛否わかれるところで、
個人的には物語に合っていればいいのだが・・・。
たいていは残念ながら合うことなんてほとんどないので、忌避感は否めない。

今回は、というとまぁ、うーんという部分があるのは正直否定しないけれども、
それでも良かったのかもしれんな、という感じ。
ぶっちゃけ、気にすんな。
歌を楽しめ、とは確実に言える'`,、( ´∀`) '`,、



竜とそばかすの姫
https://ryu-to-sobakasu-no-hime.jp/
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