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「貞子DX」を観てきた [レビュー] [映画]

貞子DX
https://movies.kadokawa.co.jp/sadako-movie/
いつものことながら、ネタバレ気にしない。

ホラーを観にいったとおもったら、

なんか規則正しい生活習慣をおくれるように監視するからな!って言われた!

な… 何を言っているのか わからねーと思うが

みたいな気分'`,、( ´∀`) '`,、
あらすじとかは、公式サイト観ればいいじゃないか。

さて。
正直に書くとだ、全然怖くない。
むしろ、科学的サイドからの視点がほぼなので、
ホラーというよりもバイオテック的なSFサイドの作品と言った方が正しい気がする。

原作「リング」も巻数を重ねると、ホラーよりもSF要素の方が強くなるのだが、
まさにそっちに振り切った感じに思えた。

貞子自身をコード化して天然痘ウィルスに転写し、
そうして誕生した「リングウイルス(貞子ウィルス?)」は、
宿主の恐怖を煽って増殖の手助けをさせたわけだが、
オワコンな(笑)「VHS」からより現代に沿った適応を果たそうとした
「生存戦略」なのが、今回の「貞子DX」。

増殖したとしても、宿主が死んでしまえば意味がない。
なのでこれまでは、宿主が死ぬ前に感染を広げる生存戦略を取ってきたわけだ。

しかし、今回はタイムリミットは「24時間」。
宿主が感染先を探す時間的余裕がほぼない。
宿主が死んではどうにもならないのに・・・。

ところで、人間は治癒可能な病気では、悪化しないように治癒するように、
言い換えれば「死 な な い よ う に」薬を飲んだりしてるわけだ。
大抵の場合、毎日。
「毎日」である。
「24時間サイクル」である。

そう、だったら「呪いのビデオというか映像」を毎日定期的に見ることで、
宿主を死なないように、
つまり宿主に感染している「リングウイルス」も生存できるようになるんじゃね?

コレダ!

みたいな感じで、
タイムリミット「24時間」だから、毎日定期的なスパンで
ちゃんとお薬(=呪いの映像)を観てくださいねー。
そうすれば死なないで済みますからねー。
そのために生活習慣を正しくしてくださいねー。

・・・いつから、「貞子」が生活習慣監視アプリにジョブチェンジしたんだよwwwwww

しかもタイムリミットが近くなると、自分の知っている人(生者・死者問わず)が貞子スタイルになって迫ってくる。
時間切れになると貞子ワールド的な異空間に拉致られて、そこにある井戸に叩き込まれる。
そうなったら当然、The END。

思わず「そうきたかー」とか思っちゃった'`,、( ´∀`) '`,、

なんだろう、これはこれでありか、とか思っちゃった敗北感というか、
コレジャナイ、コレジャナカッタみたいな無念さは'`,、( ´∀`) '`,、

なので、まぁ、あれだ。
ホラーとして観に行くと、きっとコレジャナイ感。
SFチック生活習慣改善映画として観に行くのが良いんじゃないかな?( ゚Д゚)


そして、主人公(一条文華)の「お母さん」がたぶん、一番の勝ち組'`,、( ´∀`) '`,、
別の意味で「怖い」のが、自称“王子様”占い師の「前田王司」かな。


貞子DX
https://movies.kadokawa.co.jp/sadako-movie/
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