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ゲーム脳と世田谷区 しょの2 [アンチ・ゲーム脳]

2006年2月14日でとりあげた世田谷区での、ゲーム脳講演のレポートが
あがってきてたー。

森昭雄氏の世田谷区講演リポート
2006年3月6日午前10時より。世田谷区の区民ホールにて。
45分の予定を大幅オーバー、なんと1時間20分近く語り続ける大講演だった。結果、質問の時間は大幅圧縮。懸念された結果に終わりました。残念。
http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/leviathan/2006/03/45_7a23.html


あー・・・やっぱな・・・ヽ(´д`)ノ

日本の若者が「やる気がない」社会調査。
 日本、韓国、中国、アメリカの高校生の中で、リーダーシップをとったりすることに対して日本が一番スコアが低い。産経新聞からの引用。それをゲームや携帯のせいだと論じる。


・・・ほんと、まぁ・・・なんといいますか。

学者ってこんな単純でいいんだな・・・。
シンプルで素敵 ヾ('A`)ノ

ゲームを買い与えるのは誰なのか、
携帯を買い与えるのは誰なのか。

そこのところは完全無視か・・・。
ほんと学者って(ry

寝屋川の事件の「少年」を、「ゲーム漬けだった」と評する。また、その後、大阪で子どもをハンマーでなぐり「ゲームなら死ぬのに」といった別の少年にも言及。


あの少年やハンマー殴打の少年にとってはゲームが引き金なんだろうが、
それはその人間の問題であって、一般化できる理由ではない。
テレビなんかの影響でというのとまったく変わるところではない。

それともなにか?
あらゆる「理由」は一般化して語られるものなのか?ヽ(´~`)ノ
そのうち、テレビ脳、ラジオ脳、小説脳とかさまざまなのが出てきそうだな(´c_,` ) プッ

また、ノーマル脳の女子大生が携帯メールを打つ時に、前頭前野が働いていないことを示す。ノーマル脳だったはずの女子大生が一転して、メール脳に……。森氏はゲームやメールの恐ろしさを強調しているわけだが、なんだかこれは、むしろ、「ゲーム脳」や「メール脳」が単なる「習熟の問題」だということを強く示唆しているように感じる。


ゲーム脳だとか、メール脳だとかほんとにまったく・・・。

これが学者だといったら、全国のまっとうな学者さんは怒り狂うか呆れるか、だろうな。

人間って脳資源の無駄使いを極力避けるために、
ルーチンワークにすることによって、つまり「慣れ」を生じさせるんだが。
車の運転なんかは注意を払う対象が多いから、「車の操作」に関して
操作作業をルーチンワーク化して意識させないようさせる。
その分の意識を、「外への注意」にまわせるようにな。

「外への注意」がなければ、「車の操作」でも前頭前野の活動ってそれほど
活発化しないと思うんだがな・・・。そういった実験ってやってないのかな。

そうそう、退屈な高速道路とか、車通りの少ないそれでいて長い田舎道とか
風景単調でそんなに運転に気を遣わなくてもいいような場合を
考えればいいんだ。
この場合、眠くなる=脳活動の低下なわけで、それを阻止するために
いろいろな対策がとられてるわけだな。
これはなにも特別な問題というわけではなく、
車を運転する人なら程度の差こそあれ、誰にでも起こる事象だ。

慣れた作業ほど、脳は活発に動く必要がなくなるわけで。

「ゲームをすると利益はあるとしても、害はいっさいない」と断言する文章を引用して、「データもないのに久保田氏はこんなことを言っている」と批判する。


・・・確かに、データもないのならば問題だ。
でもさー、恣意的なデータだけでゲーム脳をぶちまけるってのもどうよ。

それもオカシイだろう。

ただ、櫻井氏への批判はない。斉藤環氏へもない。


この辺りが、敗北感の表れのような気がしてならないなヽ(´д`)ノ


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