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貞子3D 2 [映画]

貞子3D 2
http://www.sadako3d.jp/

ということで観てきた。
ネタバレ気にしない。

さて、「貞子3D」を観たときの教訓を生かして、
ホラーではない、モンスター映画として観に行くんだ、と心に決めていたわけだが。

『おれはモンスター映画を観に行ったと思ったら
 いつのまにかホラー映画を観に行ってた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった(略)

良い意味で'`,、( ´∀`) '`,、

――前作『貞子3D』から5年後が舞台。
世間では謎の突然死が多発していた。新種のウィルスによるものか、それとも意図的なテロなのか?
捜査が進むうち、数年前の“呪いの動画”事件が関係していることが判明する。
大学院で臨床心理学を学ぶ安藤楓子、そして共に暮らす姪の二人にも謎の恐怖が近づきつつあった・・・。
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/sadako3d2/

最恐のアトラクション・ホラー、というように、
「スマ4D」という、スマホを劇場内で利用するという、
まさに「アトラクション」も込みなヴァージョンもある。
映画『貞子3D 2』スマ4D公式サイト
http://www.sadako3d.jp/suma4d/

上記サイトでお試しができるので感覚が掴めるが、
確かに「アトラクション」としては面白そうだった。

が、そんな面倒な作業して映画を観たくないんで、普通の3Dヴァージョンで観てきた。
2度目観に行くなら、楽しめるかもしれん。

ええ。

今度は、「貞子3D」と比べてずいぶんと良く、面白くなっていた。
まぁ、前作が酷すぎた、というハードルの低さはあるもののヽ(´д`)ノ
少なくとも「ホラー映画」になっていたので、良かったよ\(^o^)/

続編なので、前作を観てないと色々置いてけぼりな部分があるので、
うんざりでも前作を観ておいた方が良い。
モンスター映画だとして観れば、前作もまぁ、楽しめると思うしね( ´⊿`)y-~~

閑話休題。

前作の主役の一人である安藤孝則(瀬戸康史)の妹・安藤楓子(瀧本美織)と一緒に暮らす、
姪の「安藤 凪(平澤宏々路)」の周囲で、死者が続出していた。
父親の安藤孝則は、なぜか凪と一緒には暮らしていない。
もちろん、これにも理由があるわけだが。

さておき。
凪は、幼稚園でも「死」「事故」を暗示する絵を執拗なまでに描き、
どう見てもコミュ障ですよね、みたいな感じなのだから当然ハブられている。

ある日、凪を目の敵にしていた筆頭の園児が、凪の「絵」の通りに死ぬ。
その他にも接触した相手がスマホやケータイ、PCをいじっていると「呪いの動画」発動、死に至る。
気持ち悪がってつんけんどんな、楓子と凪の家のハウスキーパーさんにも、
持ち込んでるノートパソコンで「呪いの動画」発動→死に至る。

つまり、凪に「敵」と認識された相手がどんどん死んでいく。
そしてその光景は、凪の「絵」に既に描かれていたわけだ。

この絵なんだが、あらかじめ下塗りした色の上を黒いクレヨンで塗り潰し、
その後、黒いクレヨンを引っかいて削り取り、下の層の色を出す絵画技法――スクラッチを利用して描いている。
・・・えっと、なんでそんな面倒な苦労して描くんだ・・・とか一瞬思ったけどな'`,、( ´∀`) '`,、

やがて、凪のことが怖くなる楓子。
安藤孝則も、凪のことをほぼ放置。
そんなある日、孝則の元に、前作で貞子復活をもくろんだ「柏田清司(山本裕典)」から手紙が来ていたことが判明。
楓子は死刑囚となっていた柏田清司を訪れ、
貞子が怨念の種をばらまき、その種子が発芽し、まさに花開こうとしているのが「凪」だと告げる。
これを止める手段は2つ。

楓子が死ぬか、凪が死ぬか。

つまり、自分が死ねば社会がどうなろうとどうでもいいでそ。
凪が死ねば社会で人死には出ないよ?

ということを突きつけ、精神的に限界に来ていた楓子はついに凪を連れだし、
橋の上から凪を落とそうとしてしまう。
そこで凪が初めて、ちゃんと面と向かって助けを求めるのだ。

自分はどこに行っても怖がられる。
気持ち悪がられる。
楓子もそうなのか。
おねーちゃん、助けてと。

モウネ、健気を絵に描いたようなシチュエーションですよ!
今まで不気味だった凪が、超可愛いと思わされる瞬間ですよ!\(^o^)/

ここで因果関係が逆だったことに気づかされるわけだ。

死の絵→凪による実行 ではなく、
実行される事象→凪が予知しているだけ、ということに。

まぁ、ぶっちゃけ凪も同じような素質持ってるんだけどな!
なんせ子貞子ですしね。


さて、少し話しは戻って、地下鉄でも「呪いの動画」による大事故が起きた。
その防犯カメラには、凪の姿が映っていた。
以前の「呪いの動画」事件の関係者に話を聞いて、
最初は馬鹿にしていた刑事も、この防犯カメラ映像を見て尋常な事象ではないことを知る。

この刑事も、実は奥さんが「呪いの動画」で死んでいて凪の映像を見て悟るわけだ。
「呪いの動画」に感染し、自分も死ぬ。
ならば、その前に元凶たる凪と貞子を殺して終止符を、と狂信的な行動に出ることになる。


驚くべきことに、前作で貞子を自らの精神世界に封印した凪の母親・「鮎川茜(石原さとみ)」が生きていた!
でも、5年もの眠りにつき、貞子が外に出ないようにしていたのだ。
その世話を安藤孝則はしており、
そして茜と凪が出会うことで貞子が復活する引き金を引きかねないということで、
凪に母親が生きてることを伏せ、別々に暮らしていたのだ。

サード・インパクトかよ!(ちょっと待て

コホン。
病院の一角にある、まるでボイラー室のような、何かの配電室のような小屋の地下深く、
その設備が存在していた。
・・・あの建設費とか誰が出したんだろうなぁ、とかちらっと思った。
下世話ですよね(もちろん、フォロー情報とかはない


その病院で、かち合う刑事と凪と孝則。
執拗な暴力をふるう刑事にぼこぼこにされる孝則。

危ういところで楓子が間に合うが、そこに刑事もたどり着いて銃口を向ける。
狂信的な正義というより、どうみても復讐戦です。

一方で、凪、可愛いよ凪みたいな。
凪の告白以降、凪の可愛さが全開なのがワロタ。

その場に「呪いの動画」感染者が現れて刑事に襲いかかった隙をついて
なんとか凪とともに楓子と逃亡成功。

母親に会いたいと願う凪に、楓子が決断し、茜に合わせるのだ。
・・・おい。シンジくん。(だから、それ作品違う

ついに、茜が目覚め、感動の再会・・・。

が。

一発の銃声。
生き延びた刑事の銃弾が茜を殺し・・・。
貞子復活の手助けに誘導されたんだろうなとばかりに、
役目終わったら自らも自殺。
この刑事、ろくでもねーヽ(´д`)ノ

母親の死に暴走する凪。
そして、ついに貞子復活!・・・の手前。
井戸出現!やっぱりそれは外せませんかwwww

凪を飲み込み(他、いろいろ飲み込み)、
同じように井戸に飲み込まれた楓子が、必死に凪をつなぎ止める。
貞子に引かれる凪をひっぱる楓子。

・・・大岡越前さま、出番です!(違うから

楓子が、自身の母親を助けられなかったというトラウマと重なり、
ついに今度は、凪を助けることに成功した!
ブラボー!
貞子、再び孤独に井戸の中に消えていく。
今回も復活なりませんでした、残念!( ´・ω・`)


――で、当然、話が終わるわけもなく。

地下鉄の防犯カメラの映像に映っているのは、紛れもなく凪の姿だった。
さまざまな「呪いの動画」事件関連には、常に凪の姿があった。

そう、貞子のばらまいた怨念の種子は複数。
それが芽吹き、花開こうとしているものは、全員「凪」と同じ姿なのだ。

誰が一人だと言った。
残念!子貞子は、数十、数百人規模でいました\(^o^)/
(しかもまだ増殖中らしい^q^)

いやはや、ミサカネットワークで繋がってんぢゃね?とかオモタ(ぉぃ

――ついにリング・ウィルスは、「人体」形態を獲得しました\(^o^)/



実に、今回はホラー的な作品でほっとした。
前作とは比べものにならない、良い作品になっていました。
面白くて良かった良かった\(^o^)/

まぁ、3D演出は若干過多だった気もするし、音響がうるさい気はしたけど。
最初の、凪が赤ん坊の時のシーンでの大音響は、思わず耳をふさぐほどうるさかった。
耳が痛いぢゃまいか!な具合に。
思わず、痛ぇって言っちまったよヽ(´д`)ノ

貞子をスクリーンから出し過ぎ'`,、( ´∀`) '`,、
エンドロール後でも出るので、ちゃんと3D眼鏡をしたままで観ようね\(^o^)/





蛇足。
やっぱり、まだ動きが激しい部分ではブレる。
3Dに弱い人は酔うかもしれないのは、変わらない。
技術革新を待つしかないのかなぁ・・・。

あ、そうだ。
なんだか、全編通してほとんどの部屋のシーンが暗い。
電気つけようよ。
そこまで節電してどうすんの'`,、( ´∀`) '`,、

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