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運転士解雇方針の戯言。 [雑記]

運転士解雇方針に意見1500件 同情の声大半
埼玉県の東武野田線で3歳の長男を運転室に入れたまま電車を運行したとして、30代の運転士を懲戒解雇するとした東武鉄道の方針に対し「処分が重すぎる」などとする意見が11日までに1500件近く、同社に寄せられた。
http://www.sankei.co.jp/news/051111/sha086.htm


はい、世の中の自称・良識家の方々が吠えてます'`,、( ´∀`) '`,、

同社によると、解雇方針の報道があった10日から電話やメールで計1468件の意見が同社に届いた。「自分のせいで父親が解雇されたと知ったら子供が傷つく」など運転士への同情が圧倒的で、尼崎JR脱線事故を例に挙げ「規則でガチガチに縛りすぎると、逆に事故につながる」とする意見もあった。


「自分のせいで父親が解雇されたと知ったら子供が傷つく」

だってさ'`,、( ´∀`) '`,、
大いに傷ついてください。
冷たかろうが、鬼であろうが世の中には取り返しのつかない状況ってのが
少なくとも存在するのだ、ということを身をもって学習してください。
子供だからといって、許されないことがあるのだと、学習してください。
むしろ、その程度で助かった、くらいですよ。

なんせ事故ってたら、犯罪者ですから。
子供が、多くの命を奪った張本人になりますから。
傷つくとか、そういうレベルではありませんから。
今回は、運良く事故らなかっただけ。

そういう発想力もないくせに、自称・良識家の方々はこれだから困りますな。
目先のことだけで判断すんな。
こういう人間ほど、もし事故ってたら率先して叩くんだろうなヽ(´~`)ノ

「事故らなかったんだから」なんてことを言ってる人は、
事故ったら許さないけど、ってことですか。

ずいぶんと勝手ですなヽ(´~`)ノ

事故ったらもっと取り返しのつかないことになってるわけです。
まぁ、責任をとる立場にない人たちですから、そんなことが言えるわけですがねヽ(´~`)ノ

同社によると、運転士は1日、南桜井駅に停車中、母親、妹と一緒に乗っていた長男が父親を見て運転室のドアをたたくなどした。なだめようとドアを開けると、長男は運転室に入り泣いて座り込み、そのまま1駅間運行した。


・・・母親が止めろや、なにしてんのヽ(´д`)ノ
なんかその経緯がすっぽり落ちてるから、いまいち状況がわからんのだが・・・。


まぁ、なんであれ。
事故らなかったという幸運点を加味して「懲戒」ではなく、
「依願退職」にしても良かったかも、とかはちらっと思わなくはないがな。



追記(11/16):

<東武運転士>解雇処分を正式決定
東武鉄道の30代の運転士が長男(3)を運転室に入れたまま約4分間乗務した問題で同社は15日、運転士を懲戒解雇処分にすると正式に決定した。「解雇は厳し過ぎる」と電話やメール約2000件が寄せられていたが、「鉄道事業者にあってはならず、重大な服務規律違反にあたる」として当初の処分方針を貫いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051116-00000013-mai-soci


ということだそうだ。


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コメント 4

まる

TBありがとうございます。

いえいえ、これはこの子供のせいではないのです。
常識を逸脱した「両親」のせいだと、私は大きくなったこの子供に
言ってあげたいと思います。
by まる (2005-11-14 20:13) 

チェシャ猫(>_<)。

確かに、親の責任が9割を占めてますね。
これが他人の子供だったらまず間違いなく起こらなかった
であろう問題でしょうし。
by チェシャ猫(>_<)。 (2005-11-14 20:43) 

夜間飛行者

TBありがとうございます。
チェシャ猫さんの、他の話題に関するエントリーをいくつか読ませもらいました。納得のいく御意見が多いです。
ただ、この東武鉄道問題に関してだけは、多少、同意できないところがあるなあ、という感じです。
僕は、「子供の将来がなんたらかんたら」という意見と、「そもそも罰として重すぎないか」という意見は、区別して考えた方がいいと思っています。
昨日のエントリーの補足を書きましたので、よろしければ、ご覧下さい。
by 夜間飛行者 (2005-11-15 01:10) 

チェシャ猫(>_<)。

「そもそも罰として重すぎないか」
という点に関しては、確かに「懲戒」は・・・って気持ちはあります。
記載してるように、「依願退職」程度でも良かったかも、というのは
正直あるわけですが。

そしてあるところでは、他の、例えば政治家の汚職とかで、
処分があの程度なのに比べて、とか見当違いのことを
言ってる場合もありますが、
それは政治家の汚職に対する罰がおかしいのであって、
引き合いに出すものではない。

今回の場合は、本当に「運」が良かっただけです。
確かに、この人はもうこのようなことはしないでしょう。
それもなかなか納得できるところです。

ですが、
事故がなかったから、訓戒や一定期間の業務停止でいいのか、
って話になると首を傾げるところなのですよ。

「事故がなかったから」

なけりゃ、軽微のルール逸脱をしてもいいのか、って話になります。
ルールってそんなものなのでしょうか?
世の中軽微なルール違反が溢れてますけどね。
車の一時停止違反、自転車の無灯火走行などなど、
どれもルール違反です。
同じように一歩間違えれば殺害行為になりえるものです。

そして、それが事故に繋がっているのが事実です。

軽微なルール違反が、重大な事故に繋がる可能性は
割とそばに転がってるわけです。
自分がそこにいないだけです。

だから、私は「事故がなかったから」ということは、
罰の軽減の理由には認めないというスタンスなんですよ。

もちろん、「懲戒」はちょっと重すぎ、というのは偽らざる感情なのでは
ありますけどね。
それと、これを人に押し付けるつもりもないですけどね。
これはあくまでも私のスタンス。
厳しすぎるという反対もあってよいと思います。
この件に正解はないと思うので、多数の人の意見が出て、
それを元に結論が否が応でも出る。
それこそが大事なのだと思いますから。
by チェシャ猫(>_<)。 (2005-11-15 10:34) 

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