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サマーウォーズ [映画]

ああ、映画館の席がネットで予約できるっていいなーヽ(´▽`)ノ

ということで、初日にも関わらず座れて鑑賞できて良かったヽ(´▽`)ノ
・・・朝の9時過ぎからだったけどな・・・。
起きた時間、平日と一緒とか'`,、( ´∀`) '`,、

ネタバレとか気にしないで書くけどな'`,、( ´∀`) '`,、

時をかける少女」のスタッフが3年ぶりに集結して作られた
映画「サマーウォーズ」SUMMER WARS。

最初は観に行くつもりなかったんだけど、
ヱヴァ劇場版・破のときに流れた宣伝を見せられて
気が変わったという・・・なんとも流されやすいな、自分・・・ハハハ

しかし、観にいって大正解。
「時をかける少女」――トキカケのスタッフということで鉄板ではあろうけどな、と
思っていたけど、やはり、アニメーションはこうでなくっちゃ、という劇場版だった。

最初の導入から、後々に引き金となるヴァーチャル・ワールド「OZ」の説明から入り、
物語の根幹として機能しているシステムが紹介される。
これがあるとないとでは、後々の事件がチンプンカンプンになったのは間違いないだろう。

インターネットの上位版とでも言えばいいのか、
「OZ」を通して全世界とさまざまなやりとりが可能となり――いわば場所と時間を超えて、
ショッピングや遊技、ケータイ、病院、交通管制、消防や税金支払いなどの
国政サービスといったありとあらゆるものを享受できるわけだ。

それを支える「OZ」の最高機密レベルの個人情報プロテクトシステムが破られる。

一方、主人公・小磯健二は、あこがれの先輩・篠原夏希の家に
「バイト」として青春を謳歌中(笑)。
フィアンセとして振る舞えということを後になって教えられ混乱するもの、
大おばぁちゃんの誕生会という、大家族の中でのてんやわんやの出来事は
平和そのものだった。

ここは、デジタルな世界とは真反対の、いわば少し昔の田舎でよくみかけたであろう
親戚一同が介して盛り上がっていた、古き良き日本の姿、とも言える。
いわば対極としてのアナログの姿と言っても良い。

そんな中で、健二は、ケータイに送られてきた数字の羅列を解いて送り返し・・・
それが「OZ」の最高機密レベルの個人情報プロテクトシステムの暗号解読だったことで、
一変するわけだ。

・・・まぁでも、最後の一文字が間違えてたという
まさに九死に一生だったわけだけどな'`,、( ´∀`) '`,、

しかし、実際に解いた人は世界中に散在してたので「OZ」はプロテクトを破られて、
大量のアカウントをハッキングされ、世界が混乱に陥ってしまったのだから、
個人の問題はセーフでも、世界の問題は思いっきりアウトだったわけだな。

この辺りから、冒頭で語られた「OZ」の重要性の意味と危険性が暴露されていく。

単一の情報システムによる管理は便利な反面、その中央が落とされれば
そこに接続されているシステムは一気に全部乗っ取られるという危うさを秘めていると。
だからこそ最高機密のプロテクトで守られていたわけだが、どんな強固なプロテクトであれ、
破られる可能性は 0 ではないのだ。

交通管制は麻痺し、消防や水道、ガス管はあちこちでトラブルに見舞われたり、
誤情報でかり出されたり、と大混乱。
それを終始させようと、大おばぁちゃんが奮起し、自分のツテをフルに活用して
この事態の沈静に勤めるのだ。つか、この大ばぁちゃん、何者だよwwwwwww

デジタルではない人と人とのつながりが、デジタル・エラーを黙らせるという
対比でもあるんだろうな。
その一方で、健二もまた奮起し、
「OZ」の書き換えられた管制システムのプロテクトの解除に成功、
大混乱が収束するに至る。

しかし、実際はこの事件の張本人はまだその息を止めていなかった。
やがて、それが未曾有の危機を招く。

コロニー落としならぬ、人工衛星落とし。

核施設へ人工衛星を落下させようとカウントダウンが始まるのだ。


前半ののどかな田舎的な、牧歌的な雰囲気から、終盤にかけての怒濤の展開は
まったく時間を感じさせないスピード感で押し寄せる。

ただの青春ストーリかと思いきや・・・まぁ、青春ストーリではあるが、
篠原夏希があこがれていた「大おじいちゃんの隠し子・陣内侘助」のしでかしたことと
その衝撃、そして健二に惹かれていく心、
侘助の大おばぁちゃんへの思いと引け目、
家族の絆と諦めない心の強さ、
荒唐無稽なストーリと言ってしまえばそれまでなのだが、
それでも、いや、それだからこそアニメーションとして成立するし、
大いに楽しむことが出来る。
それらの過程が丁寧に描かれていて共感を呼ぶ。

「OZ」内での戦闘シーンも秀逸。格闘バトルのスピーディさと迫力、
そして花札という「静」の勝負なのにも関わらず、熱血させる「動」のアクション。
世界中と一つになって、「こいこい!」とか叫ぶシーンとかかっこよすぎる(笑)。

「サマーウォーズ」は、
家族と絆とデジタルとアナログの調和の物語なのだろう、と思った次第。

いやぁ、アニメってほんと、すばらしいものですよねっ'`,、( ´∀`) '`,、



もっとも、つっこみどころはそれなりにあるけどな。
重要施設はスタンドアローンが鉄則だろうから、そこにネットワークを介して侵入する
なんてことは基本的には無理、とか、
そもそもフィアンセのバイト頼む綺麗なおねーさんなんかいねえwwwとかヽ(´▽`)ノ

でも、そんなことは些末なことだ。
だって、これはアニメーションなんだから'`,、( ´∀`) '`,、

そんなつまらんご託で楽しめないなら、
そんな感性は犬に食わせてしまえヽ(´▽`)ノ


ああ、早くBlu-rayで出ないかなっ(気が早っ


追記(2009/12/14):
Blu-ray イラッシャイマシタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

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映画「サマーウォーズ」 公式サイト
http://s-wars.jp/
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